江戸切子を贈る — 栄転・昇進祝い
入社・転職・人事異動。春から初夏にかけて、仕事で新たな出会いや挑戦をする人が増える時期です。家族や兄弟、親友、長年お世話になっている先輩など、大切な方の栄転や昇進といった人生の節目に、ギフトを探すこともあるでしょう。
そんな特別なギフトに、江戸切子は重宝される、人気の品です。ここからは、なぜ江戸切子が選ばれるのか、その理由をご紹介します。
唯一無二の華やかな伝統工芸品
江戸切子は、ベースとなるガラスに、職人が伝統的文様を刻んでいくガラス製品です。線を掛け合わせたり曲線を入れたり、ガラスに文様を入れていくことは「カット」とも呼ばれ、専用の機械を使い、一つひとつ施されていきます。ときに繊細に、ときに大胆に。同じ伝統文様を用いても、職人のさじ加減で仕上がりは異なります。つまり、全く同じデザインであったとしても、世界に一つとして同じものはない、どれも唯一無二の品なのです。
また、職人によるカットは、当たる光や中に入れるもの、見る角度などで、様々な表情を見せてくれます。飾ったり、手に持って眺めたり、お酒を飲んだり。シーンごとにキラキラと輝く様は、とても華やか。ひとときを、鮮やかに、より充実した時間に彩ります。
このような高い技術と美しさが込められた江戸切子は、日本の伝統工芸の一つです。職人から職人へ。練々と受け継がれてきた仕事は、生活の中で手にすることのできる芸術品と言っても過言ではありません。世界中にコレクターも多数。目の高い方や、こだわりのある方にギフトとして贈っても、きっと喜ばれるでしょう。
おすすめの江戸切子
腕利きの職人が手掛ける江戸切子は、大切に扱えば一生おたのしみいただける、普遍的な価値のある品です。また、まばゆい意匠は、おめでたいシーンにぴったり。ここでは「室町硝子工芸」の江戸切子の中でも、栄転や昇進のお祝いにおすすめのギフトをご紹介します。
SUI-REN Kikutsunagi ブルゴーニュ【ペア】
ワインの色や香り、味をたのしむという本来の体験はそのままに、江戸切子の華やかさも加えたワイングラスです。性別・年代などを問わず、幅広い趣味趣向に合うモダンでシンプルな意匠。ギフトなら、ペアにしたり、お酒を添えたり。
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彩螺旋(さいらせん) 丸オールド 金赤/ルリ
様々な伝統文様が刻まれ、眺める角度により豊かな表情を見せるロックグラスです。女性の手にもなじみやすい、小ぶりなサイズ感。たとえば、お酒好きな女性やご夫婦へのギフトにもおすすめです。金赤と瑠璃の2色をご用意。
雫 薄墨
希少性の高いクリスタルガラスを厳選して使用。太い曲線で雫を、細かな伝統的文様の「菊繋ぎ」で無数のきらめきを表した、繊細な一品です。伝統工芸士として江戸切子を守る、東京・亀戸「根本硝子工芸」の2代目、根本達也氏の代表作。
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新たな門出に、追い風を。エールのこもったギフトは、きっと差し上げた方にとっても忘れられない存在となるはずです。