
Kiriko art
Object Stories — 小林淑郎「未来」
江戸切子は、一つひとつ、職人の手により生み出されます。中でも、鉢や花瓶、大皿など、サイズの大きな江戸切子は“一点もの”として制作されます。作品展への出品や展示、オーダーメイドを目的につくられることの多いそれらは、職人にとってどんな存在なのでしょう。
もっと読む少量の料理を華やかにさせる「江戸切子」の小鉢。「くもりガラス(すりガラス)」の加工が施されているため、ふんわりと絹のように、淡く輝きます。
こちらは「江戸切子」工房の一つ「小林硝子工芸所」の若き4代目・小林昂平(こうへい)氏のもの。「中の料理を邪魔しないように」。使う人に思いを寄せながらつくったと、昂平氏は語っています。
昂平氏の手がかかる前のうつわは、全て瑠璃(るり)色の状態。そこから瑠璃色の面部分だけを、内側の透明部分が見えるまで、丁寧に手作業で削り落とします。つまり、このくもりガラスは、職人の手によって初めて生まれる表現なのです。
商品について
Kirikoを目で見て、手に触れてみて。より一層Kirikoの魅力を感じていただけるような空間をご用意しました。
江戸切子は、一つひとつ、職人の手により生み出されます。中でも、鉢や花瓶、大皿など、サイズの大きな江戸切子は“一点もの”として制作されます。作品展への出品や展示、オーダーメイドを目的につくられることの多いそれらは、職人にとってどんな存在なのでしょう。
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