
職人と江戸切子 -Vol.6 カットの要「ダイヤモンドホイール」
光を受けるとキラキラ輝き出す「江戸切子」。その繊細で華やかなきらめきを生み出すののは、ほかならぬ職人です。ここでは、江戸切子に欠かせない“職人”を取り巻くストーリーをご紹介。今回ご紹介するのは「ダイヤモンドホイール」です。ガラスを効率よくカットする(削る)ことができる道具で、江戸切子の作品に欠...
もっと読む「江戸切子」工房の一つ「小林硝子工芸所」の4代目・小林昂平(こうへい)氏のロックグラスです。昂平氏は、父である3代目・淑郎(よしろう)氏と共に、100年近く続く工房を担う、有望な若き職人です。
加工前のグラスは、底面、側面が全て黒色の状態。「色被せ(いろきせ)ガラス」と呼ばれる、表面は色ガラス、内側は透明ガラスの、2層の状態からカットしていきます。その作業は、手仕事。黒色の表面部分を内側の透明部分が見えるまで、丁寧に手作業で削り落とします。淡く白い輝きが特徴的な、「くもりガラス(すりガラス)」の表現部分。こちらも同様に、工具を巧みに使いながら、全て手作業で加工します。黒い色被せ部分は、グラスの土台部分に色のアクセントとして残しています。モノトーンのシンプルな配色と、透きガラスとすりガラスの表現を合わせた製品となりました。
Kirikoを目で見て、手に触れてみて。より一層Kirikoの魅力を感じていただけるような空間をご用意しました。
光を受けるとキラキラ輝き出す「江戸切子」。その繊細で華やかなきらめきを生み出すののは、ほかならぬ職人です。ここでは、江戸切子に欠かせない“職人”を取り巻くストーリーをご紹介。今回ご紹介するのは「ダイヤモンドホイール」です。ガラスを効率よくカットする(削る)ことができる道具で、江戸切子の作品に欠...
もっと読む光を受けるとキラキラ輝き出す、繊細で華やかなきらめき。その美しさのため、職人は、日々、江戸切子と向き合っています。江戸切子に欠かせない“職人”を取り巻くストーリーをご紹介。今回ご紹介するのは、職人の技術とアイデアを具現化するために欠かせない“道具”の一つ「割り出し機」の話です。
もっと読む