白金店のご紹介

※室町硝子工芸 白金店は 2022年5月13日(金)をもちまして、閉店いたしました。店舗はリニューアル、移転を予定しております。

※この記事は2020年7月31日に公開されたものです。

 

本物の江戸切子をご紹介している、私たち「室町硝子工芸」の実店舗についてご案内します。

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完全予約制のショールーム型店舗

実店舗があるのは、恵比寿や広尾などといった、都心の駅からもアクセスしていただける白金。周辺には、代々続く商店に加え、こだわりのビストロやカフェなども並ぶ、賑やかな通り沿いです。

室町硝子工芸 白金店 建物外観

 

実店舗では、一つひとつの作品を、すべてのお客さまに安心して、じっくりご覧いただけるように。ご来店は、予約制です。ご希望の日の、前日18時までに、ご予約いただきます。

 

当日は、建物前にて、スタッフがお出迎えします。階段を上がり、2階へ進んでいただくと、左手に緑豊かな中庭が。庭を眺めながら、さらに階段を進むと藍染に「室町硝子工芸」の文字をあしらった暖簾がさがっています。

 室町硝子工芸 白金店入り口暖簾

 

暖簾の先には、光に照らされた江戸切子の作品たち。色とりどり、個性豊かな表情で、お客さまを今か今かとお待ちしています。

 

  

すべてのお客さまのためのプライベートな空間

室町硝子工芸 白金店 道路側内部  室町硝子工芸白金店 庭側内部

 

店舗の内装は、和を基調とした空間に仕上げています。障子越しの、ほんのり明るい陽光や、障子の向かいの窓から覗く中庭。そんな、光と緑に囲まれた空間の中央には、重厚感ある石のディスプレイを設置。都心にありながら自然を感じる有機的な情景に、石という無機的なマテリアルを置くことで、温もりと静寂のコントラストを表現しています。

 

広さは20平米弱とコンパクトですが、完全予約制であることで、限られた時間も江戸切子とじっくり向き合っていただける、プライベートな空間に。手に取ったり、角度を変えて眺めたり。姿かたち、色、光、手触りなどを、自由にお楽しみいただくことで、お客さまに特別なひとときを味わっていただきたいと考えています。

 

江戸切子を扱う 室町硝子白金店 店内ディスプレイ

空間の中央に佇む石のステージは、石加工職人の手によるもの。非常に硬く、磨くと艶が増す花崗岩(かこうがん)を丁寧に磨きあげました。そこに江戸切子のうつわやグラスを置くことで、江戸切子のカットが石の天面に美しく映し出されます。この石のステージは、まさに江戸切子のためにつくられた舞台なのです。

 

 

室町硝子工芸 白金店 店内庭側風景

店内から、ちょうどお客さまの目線に入る、庭の景色。これは、専属の庭師により、緩やかな曲線の砂利道が奥まで続くようにつくられています。まるで、ゆったりと森の散歩道を歩くように。お客さまが伸びやかな気持ちでお過ごしいただけたら —— 。そんな、庭師のやさしい思いが込められています。

 

 

室町硝子工芸 白金店 中庭風景

 この庭に植えられているのは、バイカウツギ、キャラボク、久留米ツツジ、トクサなど。奥には紅葉や椿も植えられています。これらは、四季折々の変化が楽しめるよう、庭師が選んだもの。最初のご来店から、季節が巡り、再びご来店されたとき。それぞれの季節で情景の変化にもご注目いただけるよう、工夫を凝らしています。

 

江戸切子を扱う 室町硝子工芸 白金店 店内風景

 

現在、「室町硝子工芸」でご紹介する美しい作品を、この目で見て、触れられる空間は、白金のショールーム型店舗だけです。どうぞ一度、お立ち寄りください。

 

 

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