江戸切子を贈る — 父の日
ギフトにも様々なかたちがありますが、江戸切子は大切な方への特別な品としてもおすすめです。なぜなら、江戸切子は職人が高い技術のもと、丁寧にガラスをカットしている日本の伝統工芸であり、その美しさは折り紙付き。
また、職人の手により一つひとつ仕上げるので、同じ文様やデザインでも、世界に一つとして同じものはありません。“他にはないとっておき”を探している場合にも、ぴったりです。
父の日は感謝の気持ちを伝える日
とっておきを贈りたい日の一つといえば、6月の第3日曜の「父の日」。「母の日」と同じくアメリカ発祥の祝日です。誕生したきっかけは、1909年にソノラ・スマート・ドット夫人が起こした嘆願によるもの。軍人であった夫人の父は、男手一つで6人の子どもを育てあげました。亡き父に感謝を伝えたいと、ドット夫人がその墓跡に白いバラを贈ったのが始まりです。
日本には1950年代ごろ入ってきましたが、今のようにギフトとともに感謝を伝える日として浸透し始めたのは1980年代とされています。
定番のギフトは、母の日が赤いカーネーションであるように、父の日はバラ。お父さまが健在なら赤、そうでなければ白いバラを贈るのが一般的です。また近ごろでは、幸福や喜びの象徴である黄色のバラを選ぶ方も増えているのだとか。「献身」「爽やか」といった花言葉もあるそうです。
ギフトに至福の“ひととき”ものせて
父の日のような、大切な方へのギフトに江戸切子がおすすめな理由は、もう一つ。それは、感謝の気持ちとともに“ひととき”も贈ることができる点にあります。
たとえば、お酒好きなお父さまなら、ロックグラスとお酒をセットにする。とっておきのグラスに注ぐのは、厳選したとびきりのお酒です。少しずつ味わいながら、ゆっくりと時間が過ぎるのをたのしんだり、映画を観たり、音楽を聴いたり。自由なひとときを過ごしていただくのはいかがでしょう。
芸術に関心の高いお父さまなら、飾っても使っても魅力を味わえるものを。江戸切子の醍醐味の一つに、全てが唯一無二であり、美術品としてもたのしめるという魅力があります。光の角度や手に取るシチュエーションなどで、見え方は様々。きっと、心踊るひとときとなるはずです。
趣味趣向がわからない場合は、ペアギフトにするのもいいでしょう。お母さまやご友人と、晩酌をたのしんでいただくのもよし。贈る際に「お酒を飲みながら話をしよう」というメッセージを添えるのも素敵です。普段は照れくさくて言えないことも、同じグラスを傾けながらであれば、自然と言葉にできるかもしれません。大人になったからこそ共有できるひとときです。
おすすめの江戸切子
中でも、お酒と一緒に贈る場合。せっかくならお父さまによりよいひとときを過ごしていただけるように、お酒に見合うグラスを選びたいものです。ここからは「室町硝子工芸」の江戸切子の中でも、父の日にふさわしい品をご紹介します。
菊繋ぎ文様 オールドルリ
グラス全体に、代表的文様である「菊繋ぎ(きくつなぎ)」を施しています。力強さと繊細さを併せ持ったデザインは、クラシカルでありながらも新鮮。他にはない存在感を示します。金赤のご用意もあるので、ペアにしても。
緑アンバー菊繋ぎオールドグラス
グラスの底面にまで、連続して細やかに施された代表的文様の「菊繋ぎ(きくつなぎ)」が美しいロックグラスです。緑とアンバーの組み合わせは、個性的ながら、手にすればしっくりとなじむカラー。幅広いお好みに応えられるでしょう。
流星ロック 黄/紫
ベースとなるガラス生地に、2カラー被せる特殊加工を施した一品。深く大胆なカットと繊細なカットが優美な曲線を描きます。特別なグラスゆえ「室町硝子工芸」白金店のみのお取り扱いです。ご来店をお待ちしております。
室町硝子工芸 白金店
住所:東京都港区白金5-13-6 2F
TEL:050-5480-3957
(受付時間:平日・10:00〜18:00)
(年末年始休業・臨時休業あり)
営業日:月・火・水・金
※店舗内展示対応等で変動する場合がございます。WEBサイト内のお知らせ、SNS等で最新情報をご確認ください。
営業時間:10:00-18:00(最終入場17:00)
お支払い:クレジットカードのみ
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大切なお父さまへ「ありがとう」を伝える日。毎日の感謝と労いの気持ちを込めて、大切にすれば一生ものと言っても過言ではないとっておきを、贅沢なひとときとともに贈りませんか。
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