
職人と江戸切子 -Vol.6 カットの要「ダイヤモンドホイール」
光を受けるとキラキラ輝き出す「江戸切子」。その繊細で華やかなきらめきを生み出すののは、ほかならぬ職人です。ここでは、江戸切子に欠かせない“職人”を取り巻くストーリーをご紹介。今回ご紹介するのは「ダイヤモンドホイール」です。ガラスを効率よくカットする(削る)ことができる道具で、江戸切子の作品に欠...
もっと読むグラスの下部に施されているカットは、江戸切子の代表的文様「魚子(ななこ)」と呼ばれるもの。この魚子部分が、グラスの口元に向かうにつれて文様が広がるように変化していきます。カットの交差を隙間なく施した文様が魚子であり、交差するカットの間に小さな隙間を持たせることで、別の代表的文様「矢来」文様と移りゆくデザインとなりました。
このグラスを手がけたのは「小林硝子工芸所」。100年近く続く、「江戸切子」工房の一つです。現在は、3代目である小林淑郎(よしろう)氏と4代目・昂平(こうへい)氏が工房を切り盛り。このグラスは、3代目淑郎氏の手による作品です。
確かな技術に裏付けされた、美しい切子をお試しください。
文様についての記事は、こちらからお読みいただけます。
2022年8月18日、
ガラス工芸の専門店「TSUCHI-YA」がオープンいたしました。
室町硝子工芸のオンラインショップにはない商品も
取り扱っております。
全国のガラス作家、切子職人のガラス工芸を取り揃え
皆様のご来店をお待ちしております。
光を受けるとキラキラ輝き出す「江戸切子」。その繊細で華やかなきらめきを生み出すののは、ほかならぬ職人です。ここでは、江戸切子に欠かせない“職人”を取り巻くストーリーをご紹介。今回ご紹介するのは「ダイヤモンドホイール」です。ガラスを効率よくカットする(削る)ことができる道具で、江戸切子の作品に欠...
もっと読む光を受けるとキラキラ輝き出す、繊細で華やかなきらめき。その美しさのため、職人は、日々、江戸切子と向き合っています。江戸切子に欠かせない“職人”を取り巻くストーリーをご紹介。今回ご紹介するのは、職人の技術とアイデアを具現化するために欠かせない“道具”の一つ「割り出し機」の話です。
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